ロープ

ロープ [DVD]

ヒッチコックの初のカラー作品『ロープ』は、ジェームズ・スチュワートが出演し、冒頭から殺人事件で始まる緊張感あふれる物語です。事件が起きたアパートの一室から一歩も出ずに進行するこの映画は、映画というよりは演劇な要素たっぷり。

物語は、ある思想にかられた青年二人が、自分たちの思想が正しいことを示すために計画した殺人事件を描いています。彼らは殺人を犯し、その後、被害者の身内を含むゲストを招いたパーティーを開きます。観客は、なぜ彼らが殺人を犯したのか、そしてその計画がどのように展開するのかを見守ることになります。


www.youtube.com


この映画は、実際に起きた「レオポルドとローブ」と呼ばれる誘拐殺人事件をもとにしています。19歳と18歳の裕福なユダヤ人学生が、14歳の少年ロバートを誘拐し、完全なる殺人を成し遂げようとした事件です。この実話をもとにした映画は、観客に深い衝撃を与え、倫理や道徳について考えさせる作品となっています。

ヒッチコックの巧みな演出とスチュワートの名演技が光るこの作品は、映画史に残る名作と言えるでしょう。

 


www.youtube.com

Leopold and Loeb: The Crime of the Century (English Edition)

名探偵ポアロ ベネチアの亡霊

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

 

アガサ・クリスティー原作の「ハロウィーンパーティ」を映画化した

ベネチアの亡霊」は、フレンチなまりの英語を話す

ベルギー人探偵ポアロが登場するミステリー映画です。

ポアロを演じるのは、シェイクスピア俳優として名高い英国のケネス・ブラナー

物語は、探偵ポアロが引退し、のんびりとイタリアのベニスで暮らしているところに、旧知のアメリカ人ミステリー作家が訪れるところから始まります。

ポアロが華麗にミステリーを解いていく姿は見ものですが、次々と仕込まれた巧妙なトリックとベニスの歴史ある建物がとてもミステリアスで、オリジナルタイトルの「ハロウィーンパーティ」にぴったりな舞台です。

 


www.youtube.com

映画の大半は英国にあるスタジオで撮影されましたが、ベニスの家の雰囲気を出すための調度品に苦労したそうです。スタジオに作られた建物は、ミラノにある個人宅からインスピレーションを受けて作られましたが、それ以外にもベニスにある有名なドゥカーレ宮殿などの影響も受けています。

この映画は、ポアロの華麗な推理とベニスのミステリアスな雰囲気が融合した、見応えのある作品になっていました。


映画「ベネチアの亡霊」では、水の都ベニスらしく運河が象徴的に使われています。

ドゥカーレ宮殿と旧牢獄をつなぐソスピリ橋は、かつて判決を受ける前の囚人が歩いた橋として有名です。また、サンティ・ジョヴァンニ・パオロ教会の前を流れる運河リオ・ディ・メンディカンティも登場し、ベニスの美しい景観が映画の雰囲気を一層引き立てています。

 

映画の中で、ポアロが子どもにディケンズの本を勧めるシーンがありますが、子どもに「ポーのほうがよい」と言い返される場面があり、個人的にちょっと笑えたシーンでした。

 

ハロウィーン・パーティ (クリスティー文庫)

ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕 エルキュール・ポアロ (クリスティー文庫)

映画版 ミステリーと言う勿かれ

https://not-mystery-movie.jp/

 

 

 

映画『ミステリと言う勿れ』 Blu-ray通常版 [Blu-ray]

 

原作の漫画ファンには、ドラマが始まった時にこのキャスティングの

久能君はちがうといわれたが、漫画を知らない私にとっては

これはこれで有りなのではと先入観なくみれたドラマの一つだった。

ドラマと違い映画になると中だれがおきないかと心配だったが

そのようなこともなく、なかなかおもしろかった。

原作でもこの回は人気とのこと。

オリジナルの漫画を読みたくなった。

ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)

ミステリと言う勿れ(3) (フラワーコミックスα)

ミステリと言う勿れ(4) (フラワーコミックスα)

極悪女王


www.youtube.com

プロレスは全くといっていいほど、わからないが、

話題な作品であったため、見た。

名まえだけは聞いたことがある人が色々出てくるが、何せ興味がなかったため、

全くプロレスを見てきていないから、どこまでが脚色でどこまで本当かわからない。

話題性もあり、ドラマに出てきた人もまだ存命中も多いということもあり、動画サイトには

関係者が色々とコメントを出している。

もちろん、役を演じた方たちのインタビューなどもたくさん出ているので、それらを見てだけの判断だが、かなり忠実に再現されているようだ。

見ていて、ちょっと気持ち悪くなり早回ししてしまったシーンもあるけれど、おおむね楽しめた。

私は昭和の時代を知っている世代だ。ただ、プロレスを見て育っていないため、プロレス側から見た昭和ってこのような時代だったのかと、新しい昭和を知れた気分にもなれたドラマだった。

今回、お笑い芸人であるゆりやんレトリィバァさんが、主役のダンプ松本さんを演じているが、メインよりも一時代を一緒に築いたといわれる、クラッシュギャルズの二人を演じた剛力彩芽さんと唐田えりかさんのほうにどちらかというと賞賛の声があがっているようだ。

ワイドショーなどでニュースになっている二人の彼女たちの過去が問題で、二人の評価が今まで低かったようだ。

また、役者としても初めて二人の演技を見た私にとって、どのぐらいの技量のある役者であるかは皆目わからないので、今回のドラマと比べることができない。ただし、多くの方が感じたように、ドラマを楽しく見れたのは、この二人の存在と演技があったからかもしれない、と思っている。


www.youtube.com